旧鉱として知られる八木の嶋は、馬路区と大井川を挟んで位置しており、JR八木駅の裏手の山辺りの鉱口と聞きます。巣板が一番人気で、縦じまで小さな気泡が多くあいている、独特のものが良く出来上がります。
蓮華出現確立極めて低く、地味な顔立ちです。
八木地区の石ですが、巣板は中硬から硬めが主力で非常に研磨力があり、驚く力を持った石が産します。
浅黄も多くでますが、若干灰色掛かり、含水でより暗くなる事が多いです。
中山浅黄の良い手に似ており、しばしばこれが中山ででているの様なのでどうなのか?ときかれる事が多いので、本件を参考にお気をつけください。
旧鉱八木の嶋浅黄は、比較的硬めで、生地も揃いますが、一般的に硬さと研磨力は中山浅黄参の建にはやはり及びません。
しかし、地金を引きにくく使いやすさがあるので、下手に針気のある危険な東物よりも、無難である事もあります。
原石が曲者で、本石成りの山なのですが、巣板が特に少しお芋型のような、妙な形なので成形が厄介です。
良い研磨力が災いし、鋸切れ悪く持ちませんが、手間の割りに価格も抑え目なので嫌な原石です。
東の方で人気が大有りです。よろしくお願いします。
<役板>
縦縞巣板・浅黄